つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

高校入試のための内申書(調査書)には何が書かれているの?

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都道府県によって

様式や呼称も様々でしょうが、

入試の際に高校に送られる書類のことを

内申書とか調査書と呼びます。

 

この調査書には何が書いてあるかというと

 

  • 中学校1年生の学年評定
  • 中学校2年生の学年評定
  • 中学校3年生の学年評定
  • 各学年の出欠の状況
  • 生徒会活動や学級での様子
  • 表彰や資格
  • 所見

などが記述されています。

 

中学校3年生の学年評定は

入試の書類を作る段階では

まだ算出することができませんので

1、2学期の成績から作られる

「概評」が用いられます。

 

過年度生(既に中学校を卒業した人)

の場合は3学期まで終わった後に作られる

学年評定が用いられます。

 

1、2年生の学年評定に

どのくらいの重きを置くかは

都道府県によっても違いがありますが、

これについては3年生になってから頑張っても

変えようのないことですので

1、2年生の内から努力しておくことが大切です。

 

各学年の出欠の状況についても

事実がそのまま送られることになります。

 

中学校としても虚偽の記載はできませんからね。

 

忌引きや

インフルエンザなどの出席停止の場合は

出席しなくてはならない数(分母)

からマイナスされますので

欠席にはなりません

 

欠席は少ない方が良いですが、

特別な事情がある場合は過度な不利益にならないように

入試の際に高校に申告することもできる都道府県が多いです。

 

ここまではありのままを記載する必要がありますが、

  • 生徒会活動や学級での様子
  • 表彰や資格
  • 所見

については

基本的に良いことを中心に書いていただけているはずです。

 

  • 委員会や係活動でどんな頑張りをしていたか。
  • 学級での普段の生活や行事の際にどんな役割を持っていたか。
  • 友達との関わりなどから見えるあなたの長所

などです。

 

先生方もあなたを応援する気持ちで書類を作りますので、

おそらく事前に自分のことを書いて伝える機会

与えられるはずです。

 

この機会には、

自分が調査書に書いてほしいこと

しっかりと伝える努力をしましょう。

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高校入試でよく言われる内申点って何?

高校入試 内申点 なに

よく内申点という言葉を耳にしますが、

何を指しているのでしょう?

 

一つの客観的なデータとしては

各学年の評定です。

 

これは数値で表されているので

取り扱いやすいですね。

 

ただし、

現在では絶対評価

が用いられているため、

各学校間で評定のもつ

信憑性が異なってきてしまいます。

 

ですから、

当日のテストと評定を加味して使用したり、

テストのみで合否判定をする都道府県もあります

 

これは公立高校の話で、

私立高校の場合は

合否の判定は各学校独自の判断です。

 

中学校からの調査書が

どのように取り扱われているかは

公立高校の場合、

都道府県の教育委員会のホームページで

公表しているところも多いです。

 

しかし、

私立高校の場合は

公表するかどうかも学校独自であり、

逆に公表してない学校の方が多いです。

 

内申点と言った場合には

学年評定だけでなく、

持っている資格やスポーツでの実績なども加味して

高校側が算出するものと考えた方が良さそうですね。

 

ただ、

中学校の先生にしっかりと自分のよいところを

書いてもらって高校に伝えていくことは

大切ですよ。

 

在学中に書いてもらうべき実績を作っておくことも

特に推薦入試を考えているなら大切な準備ですね。

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調査書に書いてほしい姿から生活を見直す

  • 点取り虫
  • 裏表がある

いいイメージではないですね。

 

でも、

生活の様子の中で良いところを見つけて

調査書を書いてもらうとなれば、

頑張っていると自慢できるものは

あるに越したことはありません。

 

係活動や委員会活動で

自分の役割をしっかりと行ったり、

委員長など大変な役割をこなした経験は

高校でもリーダーとして活躍してくれそうな

イメージを相手が持つことにつながるでしょう。

 

部活動のキャプテンであったり、

生徒会の執行部として頑張っていることも

あなたの強みになります。

 

最初に書いた

点取り虫は嫌なイメージですが、

  • 大変な役割を進んでしてくれる人
  • 役割をこなす内に成長していく人

は、周りから応援されますものね。

 

むしろ、入試当日だけ

ちゃんとした身なりをしよう

なんて考えの方が周りからも

軽く見られますし、

面接でもあれば見透かされてしまうでしょう。

 

もし、

あなたが高校の先生だとして

あなたをほしいと思うか

 

こういう視点は

将来の就職なども視野に入れて

身につけておくことが大切ですね。

 

最後に

  • 生徒会執行部
  • 委員長
  • 学級委員
  • キャプテン
  • 体育大会での応援団(長)

誰でも、何人でもなれるわけではないこれらの役割は

大変ですが、

自分をアピールするポイントにもなります。

 

つまり、

面接などが行われた場合にも

有利に働くことになります。

 

受験のために役割を引き受けるというのは

嫌らしい感じもしますが、

しようと思っても選ばれない人もいるわけですので、

やっぱりなれるならなっておいたほうが良いですね。

 

自分には向いてないと思っても

周りが推薦してくれたなら

その素質を周りが感じているのだと思います。

 

最後までやり遂げる!

と決めたなら立候補したって良いです。

 

大変な分、成長もするものですから。

頑張ってくださいね。

 

ではでは。

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