つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

運動会の雨天時の判断はどうしてる?平日は休みが取れないのに・・・

運動会 雨天時 判断

春に運動会をするところが多くなりましたよね。

 

運動会といえば秋というイメージもありましたが

異常な暑さと学校の行事の都合で

春の運動会が定番になってきている様子です。

 

 

足の早い遅いはありますが

子供が元気に走る姿は親としてなんだかうれしくなります。

 

でも、春の運動会になって

悩ましいのが運動会の日の天気です。

 

10月の方が晴れの日が多いんですよね。

統計的に。

 

私はできるだけ当日にしてほしいのですが、

お天気だけはどうすることもできませんからね。

 

先日、小雨スタートで子どもの運動会がありました。

 

後日学校から丁寧なお便りが届いて知りましたが、

先生達も判断にはご苦労されたようです。

 

お便りの主は校長先生。

要約するとこんな事が書いてありました。

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子ども達の頑張りの成果を

できることなら保護者に見てもらって

家庭でも成長を喜ぶ声を子どもに伝えてもらいたい。

だから予定通り日曜日にしたかった。

 

一番心配したのは天気です。

 

週間天気予報も毎日のように変わり、

そのたび練習のスケジュールを変えて練習をしました。

ここまで子ども達はよく頑張ってきました。

 

前日の土曜日には

最後の調整をしたい子ども達の気持ちをよそに

土砂降りで、準備もままなりませんでした。

 

それでも子ども達は

体育館や武道場で応援演技の確認や

団の団結を高めるための話合いをし、

日曜日の体育大会を良いものにしたいという

気持ちが伝わってくる練習の様子でした。

 

この段階で天気予報は

日曜日の午後から月曜日の午前にかけて

雨の予報。

 

振り替えの予定の月曜日も

予報では天気が危ぶまれるので

日曜日にプログラムを短縮してでも

行いたいと考えていました。

 

土曜日の夕方には雨がやんだので

日曜日の天気予報は午後から雨になっているけれど

行けるところまで行こう!

 

と職員に声をかけました。

 

朝5時に有志の職員が集まると、

運動場はいい湿り具合。

 

前日できなかったライン引きや

テントの準備をしました。

 

予定通り6時には準備にもめどがつき、

予定通り開催の合図の爆竹を鳴らしました。

 

そして、

生徒を迎え入れる準備をしていると

小雨が降ってきました。

 

雨の中の開会式は少し肌寒く

子ども達に長袖の体操服を着せて

体育大会をスタート。

 

見に来られている保護者もまだ少なく

子ども達も不安のスタートとなりました。

 

しかし、団長のかけ声で

気合いの入った生徒達。

 

ハツラツとした表情で

行進、開会式、準備運動をしてくれました。

 

競技を進めてく中で雨もやみ、

たくさんの観衆の中

ステキな体育大会となりました。

 

子ども達の一生懸命な姿に

職員も感動をもらいました。

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これまで、

体育大会が延期になると

「も~」って思っていた自分が恥ずかしくなりました。

 

学校も予定通りさせたいって思ってくれていたんですよね。

 

当日や順延の予定日の天気予報とにらめっこしたり、

朝早くから準備をしてくれたり。

本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

運動会はクレームがいっぱい?なぜ?

運動会 クレーム

順延の決断一つ取っても難しくしているのは

保護者からの意見(クレーム)もあるようですね。

 

順延を決めれば

  • せっかく休んだのになぜやらないんだ
  • 明日は休めないんです

 順延を決めて

途中で晴れようものなら大変です。

 

逆に小雨決行にしてしまうと

  • どうして雨なのに順延しなかったのか
  • 雨の中でやって子供が風邪引いたらどうする?
  • ぬかるんでいるのに怪我をしたらどうするんだ?
  • せっかく頑張ってきたのにプログラムを減らすなんて!

などなど。

 

 

気持ちがわからないわけではありませんが

学校にこの手のクレームを入れるのは感心できませんね。

 

子どもが100人いれば

200人の保護者がいて、

それぞれの考えを持ちます

 

全部に納得する決断は難しいし、

ましてや天気のことですからね。

 

天気予報が当たらなかったからって

学校に文句を言っても仕方ないですよね。

 

運動会は何時まで?変わる運動会!

運動会 何時まで

最近では午前中で終わる運動会も増えてきているとか。

 

運動会当日は

子ども達を学校へ送り出したり

早朝から弁当作ったり

場所取りをするなど親の負担が大きい。

 

更に雨天中止の時にも

同じ事をしなければいならない。

 

「共働きや乳幼児のいる家庭、母子・父子家庭などでは

 更に負担が増える事を考え

 弁当の必要のない午前中だけの運動会を

 市内全ての小学校でお願いします。」

 

と市役所に申し出た保護者がいるとのこと。

 

 

こんな意見があったからかどうかは分かりませんが

運動会を午前中に終わらせるために

北海道の学校では

  • 入場行進なし
  • 選抜リレーの選手を減らす
  • 玉入れに時間を短くする

などの工夫をしているとのことです。

 

 

学校側としても

  • 午前中に終わるので練習時間が短くてすむ
  • 熱中症や怪我の心配が少ない
  • 学校の先生も午後は休める

などメリットがあるとのことですが・・・

 

肝心の子ども達はどうなのでしょうね?

 

 

今回調べてみて

今まで通り頑張っている姿を見たいという意見と

前述したような意見の両方があることを

初めて知りました。

 

何でも思ったことを発信できる時代だけに

難しいですね。

 

時代が変われば学校の行事も

変わっていくものだということなのでしょうか。

 

少しさみしい気もしますが・・・。

  

まとめ

 

運動会。

 

朝練があって朝から早く起こしたり

食事の準備をしたり、

当日はお弁当を準備したり、

大変ではありますが、

やりきった子どもの話が聞けるのは

とても楽しみです。

 

各家庭で事情は違うでしょうが、

全ての人が納得できるようにしようと思ったら

どんな決断一つも大変。

 

運動会をなくしてしまおう。

 

そんな時代にもなりかねません。

 

子ども達の成長ために大切なものだから

昔から運動会があったのだと思います。

 

運動が苦手な子どももいますが

そこから学び取ることもあるはずです。

 

運動会の主役はキラキラ笑顔の

子供たちであるはず。

 

子どものためにと

学校が考えたことに対しては

協力していくことが大切だと

今回記事を書いて改めて思いました。

 

ではでは。

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