つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

塾選びのポイントは?中学校教師に聞いた成功事例と失敗事例

塾選び1 

子どもの成績が気になる。

どうしたらやる気を持ってくれるんだろう?

 

やる気スイッチを簡単に押せたらどんなに楽か。

 

私もそんな悩みを持っていた親の一人です。

 

「塾に通わせたほうが良いんですかねぇ?」

 

思い切って中学校の担任の先生や

中学校に勤めている友達に聞いてみました。

 

 

そして、

実際に我が子を塾に通わせるときに、

考えたこと。

 

今だからこそ分かる失敗点

について書いていきます。

 

 

まずは当時の担任の先生のアドバイスから。

 

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塾に行くメリットは、

学習する機会が増えること。

 

でも、

塾で1回勉強するから

家ではしない

ということなら、

家で1回するのと比べて

あまり変わらないですよね。

 

塾に行けば、

分からない問題を質問しやすい

というメリットはありますが、

 

それなら、

学校で私たちに聞いてもらっても良いわけですし・・・

 

〇〇くんが行きたがっていて、

「分からない問題を解決するぞ!」

という気持ちで行くならよいと思いますが。

 

あと、どういう塾を選ぶかも大切ですよ。

 

進学塾なのか、

補習のための塾なのか、

個別指導なのか、

一斉指導なのか。

 

塾の中には

山のように宿題が出て、

学校の宿題まで手が回らない

という生徒もいます。

 

それじゃあ

本末転倒ですからね。

~~~~~ ここまで ~~~~~~~~

 

分かったようで

分からない・・・

 

ということで、

中学校の先生をしているお友達にも

聞いてみることにしたわけです。

 

すると

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子どもが行きたいって言ってるの?

親が行かせたいの?

 

親が行かせたいのであっても、

子どもが行きたい気持ちになるように話さないと

うまくいかないよ。

 

だって、

塾に行ったからって

子どもが勉強をするとは限らないでしょ。

 

寝てたって時間は過ぎるわけだし。

 

お金がかかるけれど、

あなたが望むなら

お金は工面して行かせてあげる。

っていう持って行き方じゃないと

 

それからね、

どんな塾を選ぶかも大事だよ。

 

  • 授業の仕方
  • 子どもへの接し方
  • 宿題の量
  • 場所(送り迎え)
  • 時間(生活リズム)

 

いろいろなことを考えないとね。

 

学校の友達が多い塾だと、

子どもは安心だし、

とっかかりは良いけれど、

帰り道に遊んで帰って

別の問題が起こることもあるんだよ。

 

塾が学校の延長になって

ついつい授業中にも

勉強以外の話で盛り上がっちゃったり。

 

塾に行って成績が上がる子もいるけれど、

塾に行っても成績が上がらない子も

たくさんいるからね。

 

もっと勉強したいから塾に行きたい。

 

そう子どもが思って

「行かせて」

 

と言うようにすることから始めたほうが良いよ。

 

成績が気になって、

のんびり構えていられない気持ち

なのかもしれないけれど、

最初のボタンの掛け違いは大きいからね。

 

でも、

子どもの「行きたい」が

ただ友達も行っているから

その塾に行きたい。

 

だと、ちょっと違うかなって。

 

その塾で友達が成績を上げているから

なら分かるけどね。

 

でも、

ぶっちゃけ

本人のやる気と

お金があるなら、

塾にやったほうが良いとは思うよ。

 

学校で聞けばいいんだけど、

友達も先生も忙しそうで、

なんだか聞けない

って思ってる子も多いからね。

 

子どもの性格にもよるけどね。

 

で、

行かせるのであれば

やっぱり塾選びは大事だよ。

 

  • 本人に合うか
  • 親の教育方針とは合うのか
  • 続けていけるの?

って考えて選んだほうが良い。

 

そして、

塾にやりっぱなし、

任せっぱなしじゃ

なかなかうまくいかない子が多いよ。

 

ある程度の進度や

理解の度合いを

親も理解したり管理しないとね。

 

子どもなんだから。

 

成功例と失敗例?

やっぱり子どもがやる気になっているか

が一番じゃない?

 

そして、

生活に無理がないこと

 

勉強が得意なら

ある程度の分量が宿題で出ても

こなせるけれど、

 

苦手なら、同じ分量をこなすのにも

時間がかかってしまうから、

家での睡眠時間が少なくなって

授業中に寝たりする子もいるからね。

 

もし、勉強が苦手なら、

学校で使っている教材や

宿題を分かるように教えてくれる塾

の方ががいいね。

 

少しずつ分かる実感が出てきて、

やる気が上がって力を伸ばした生徒もいるよ。

 

逆に、

塾に行って自信がなくなって

やる気がなくなっちゃった子もいるね。

 

だからやっぱり

子どもの性格にもよるかな。

~~~~~~~~ ここまで ~~~~~~~~~~

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お友達だからこそのぶっちゃけ話もしてくれました。

 

でも、聞けば聞くほど難しい・・・。

中学生の塾選びは難しい 判断のポイントを解説

塾選び 成績

教えてもらったことを整理して、

子どものタイプ別に塾選びのポイントは

以下のようにまとめることができます。

 

塾選びの目的が

「子どもの学力を人並みにしたい」

ということであれば、

一斉指導よりも個別指導。

 

テキストやプリントを

バンバン配る塾よりも

学校の教材を使って

教えてくれる塾の方が向いている。

 

勉強が苦手な子どもは、

小学校からの学習に

躓いていたりしがちなので、

克服すべきポイントは

子どもによって様々。

 

分からないところにさかのぼって

じっくりとした対応をしてくれる

ところを選ぶべきです。

 

「子どもの学力をもっと伸ばして

難関志望校に挑戦させたい。」

ということであれば、

 

過去の合格実績

能力別クラスがあるか

あたりは押さえるべき項目です。

 

授業の内容は

クラスの中間レベルの生徒に

合わせられがちです。

 

能力別クラス編成をすることで、

授業を受ける生徒の学力を

ある程度均一にできるので、

その子どもにとって

良い授業が受けられる可能性が増すわけです。

 

クラスによっては

より発展的な高度な問題に

出会う機会も増えます。

 

また、

自分の今の位置を

知ることも、

競争の中に身を置くのであれば

必要なことです。

 

ですから、

ある程度の規模の塾であった方が、

過年度生のデータも多いので、

自分の状況を確認しやすいメリットもあります。

 

ただし、

テストの点数順に座席を配置させたり、

そのローテーションの機会が

あまり頻繁だと、

 

子どものストレスや

学力が低いと人間としての価値が低いなど、

期待しない方向に進んでしまうことがあります。

 

また、

合格実績は

あくまでも参考です。

 

その塾に行けば合格するなんてことは

あり得ません。

 

ただ、

誰も志望校に合格した実績がないのであれば、

その力をつけられない可能性は大きいということです。

 

余談にはなりますが、念のため。

 

 

これらを踏まえて

最初に子どもと

2つのポイントについて話し合いました。

 

 

ポイント1

現在の子どもの学力と塾に行く目的を

はっきりさせる。

 

ポイント2

どのくらいの負荷を

親、子どもが覚悟できるか

 

ポイント1について、

 

我が子の場合には、

具体的な高校名と

大学への進学の意思を

示しました。

 

高校に行ってからも

勉強をし続ける必要がある

 

しかも、中学校の学習より

難しくなる。

 

ということを伝えましたが、

頑張りたいと言うことでしたので、

一斉指導の志望校への進学実績のある塾

を選択することにしました。

 

具体的には、

本校・分校が各地域にある

3つの塾が候補となりました。

 

ポイント2については

  • 学習の優先順位
  • 部活動との優先順位
  • 週何回通うのか
  • 宿題の量
  • 塾の場所

 

などを子どもに尋ね、

 

夫婦間では

  • 予算
  • 送り迎え

について話し合いました。

 

学校と家が離れておりましたので、

・学校に寄せて部活後、遅れず塾に行く

(迎えが必要)なのか、

・家に寄せて部活後、少し遅れて塾に行く

(自転車で通学)なのか。

 

部活を早く抜けて塾に行かせることも考えましたが、

本人が部活も一生懸命したいということだったので、

学校の近くの塾(迎え)を選択しました。

 

候補にした3つの塾全てに

子どものお友達が通っていたので

友達の生活も参考にして決めました。

 

学校の勉強が先、

出された課題は必ずする。

 

という約束をして。

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塾選びの際には入塾体験をしておこう

塾選び 体験
候補に挙げた塾の体験授業には

全て参加した方がよいです。

 

講師の方の雰囲気や

一緒に学ぶクラスメイトの雰囲気が分かるからです。

 

入塾テストが行われる塾も多いです。

 

クラス分けのために実施されるわけですが、

子どもの現時点の学力

強み、弱みを把握して

入塾前に面談を実施してくれるところも多いです。

 

塾側も塾生の獲得は

大切ですから、

熱意を持って

話してくれるはずです。

 

この時に

感じる雰囲気も

大切にしたいですね。

 

子どもの学習面の得意不得意だけでなく、

これまでの学習の仕方、

性格なども知ろうとしてくれる塾なら

親子とも安心できます。

 

これからどうやって

学習して学力を伸ばしていくか

についても具体的に説明を受けましょう。

 

  • 塾のテキスト
  • 問題集
  • プリント(宿題)
  • 別講座

 

金額もさることながら、

こなしていけるのか。

 

ここが大切なところです。

 

 

最初から転塾を視野に入れて

とりあえずこの塾を選んでおこう。

 

という決め方をする人はいないと思いますが、

雰囲気も良いと感じ、

説明に納得して入ったのだとしても

効果が現れないのなら

塾は変えることもできますからね。

 

いくつかの塾を体験しておかなければ

比較することもできません。

 

学力アップの効果もさることながら、

本人の学習意欲がどのくらいアップしたか

(楽しんで頑張っている)

効果の1つです。

 

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最後に

塾選び コツ

いろいろと塾選びのポイントを挙げてきましたが、

一番大切なのは、本人のやる気が上がっているのか。

ということです。

 

同じやり方でも、

合う人、合わない人がいて当たり前です。

 

つまり、

相性が大切だってこと。

 

効果が出ないのであれば

塾を変えることも視野に入れますが、

できればコロコロと変える、

辞めるという経験はさせたくないのが本音ですよね。

(入塾金もかかりますし・・・)

 

親の性格も実はポイントの一つ。

 

何でもきっちりとやりきらないと気がすまない

そんな性格の親(子)は

プリントがどっさり配られる塾は負担が大きいです。

 

特に受験前には、

志望校以外の過去問なども

よかれと思ってどっさり配ってきたりします。

 

到底全部をできる量ではありません。

 

  • 塾側は余裕があればやっておきましょう。
  • ほしい人にはあげますよ。

 

というサービスで配付しているのに

やりきらなくちゃ、

やりなさい

では、子どものやる気も失せてしまいますからね。

 

子どもですから

ある程度の管理、確認は必要ですが、

中学生くらいになると、

親がしつこくいうのは嫌うもの。

 

親が子どものやる気をつぶしてしまわないようには

注意しておきましょうね。

 

相性が大事。

相手を信頼していることが大事。

 

間違っても

塾のやり方や先生の批判を

子どもの前でされないように。

 

余談となりましたが、

我が家の失敗談でした。

 

ではでは。

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