つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

勉強ができる子どもの習慣は?どうやったらそんな風に育つの?

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勉強のできるできないは

その子の元々持つ能力にも由来するところもあります。

 

でも、

理解力はあるのに勉強が苦手

というお子さんもいらっしゃいます。

 

今回は、

その差はどうしてできてしまうのか。

を、行動のパターンとして分析していきますね。

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そもそも勉強ができるようになるためには

  • 理解する
  • 覚える
  • 覚えておく
  • 使う

という4つのレベルがあります。

 

理解できていないのに

闇雲に覚えても

すぐに忘れてしまいますし、

その事柄を使って考えることは

難しいのです。

 

まずは理解する

 

理解するために大切なのは授業の時間です。

授業出理解することを大切にする準備と

その習慣が大切なんです。

 

教科書や参考書を読むだけで理解できる子は

よっぽど賢い子ですからね。

 

自分一人で理解するのは

難しいことだし、

教えてもらえる環境に比べて

時間がかかります。

 

理解を進めるためには

  • 予備知識
  • 学習環境

が必要です。

 

まずは、

学習環境をつくる習慣から

お話しします。

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学習環境について気をつけたいこと

 

学習環境として

大切なことに学習用具の準備があります。

つまり、忘れ物をしない

ということです。

 

勉強ができる子どもの習慣として

準備ができていることも特徴です。

 

次の日の連絡事項をメモして帰る。

夜の内に準備をする。

 

夜の内に準備をすることで

うっかり忘れていた宿題などにも対応する時間があります。

 

しかし、

朝から準備をするお子さんは

うっかりに気づいても

修正することは時間的にできないですよね。

 

また、

最近では自分ではメモをして帰らず

友達にラインなどで聞くという子もいます。

 

頼りになる友達がいるのはありがたいですが、

友達の手間も増やしますし、

友達の返信次第で準備が遅くなってしまう。

 

つまり、

自分で自分の時間を管理することが

できないわけです。

 

こういうお子さんは、

やりたくないことを後回しにする傾向も

併せ持っていることが多いです。

 

すると、

  • 宿題
  • 提出物
  • テスト勉強

いろいろなところに遅れてしまい、

勉強が苦手になってしまうことが多いのです。

 

勉強ができる子どもに育てるための習慣として

  • メモを取る
  • やるべき事は後回しにせずすぐにする
  • 準備に速くとりかかる

などが挙げられます。

 

自分の時間やスケジュールを

管理できることが大切だということです。

 

ご家庭でも

バックアップしているかもしれませんね。

 

その時に気をつけたいポイントが2つあります。

それは、

  • 親が子どもの代わりにする
  • できていないことを怒ってさせようとする

ということです。

 

代わりにしてしまうことが習慣化すると、

子どもは自分でしなくてよいものだと考えてしまいます。

これでは成長は見込めません。

 

手間はかかりますが、

一緒に時間を過ごして見届けてあげましょう。

 

そして、

できたことを褒めることも大切です。

 

最初から

「なんでそれくらいのことをしてこないの!」

はNG。

 

怒るべきは

できるようになったことをサボったとき。

しなかったときです。

 

できるようになるまでは

「今日のメモの取り方はわかりやすいね」

「早めにすませてえらいね」

など、

  • できるようになること、
  • 習慣化させること、

を心がけたいところです。

 

子どもからすると

褒められたいからする

という動機は大きいですからね。

 

学習環境というと

学級やクラスメイトの様子、

先生の教え方

などに目が行きがちですが、

 

自分で選べないこと、

変えられないことに目を向けるより、

先に活きる習慣を身につけさせた方が

将来的にも良いし、建設的ですよね。

 

次に予備知識についてお話しします。

授業を理解するために大切な予備知識って何?

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ここでいう予備知識とは

  • 生活経験によるもの
  • 既習の学習によるもの
  • 予習

の3つに位置づけられます。

 

最初に既習事項と予習について触れた後で

生活経験についてもお話ししていきますね。

 

授業を理解するためには

直前の授業で学習したことや

今日なにを勉強するのかを

知っていることはとても有利に働きます。

 

学習は

積み上げていくものですから、

授業は階段を上るように

少しずつできるようになるように計画してあります。

 

前回の学習が分からない状態で

次の授業を学ぶのは

階段を1歩とばしで上るようなもの。

 

これが2時間、3時間となれば

ハードルを跳ぶとか、

高飛びをするような困難さが出てきてしまいます。

 

その意味で、

学校を休まないというのも

勉強ができるようになる習慣の一つですね。

 

前の時間に何を習ったか、

そして、次の時間に何を学ぶのかを

簡単に見直しておく。

 

これがここでいう予習です。

 

予習で完全に分かる必要はありません。

 

既に書きましたが、

一人で理解するのは大変ですからね。

 

どんなことを学ぶのか、

自分が今分からないのはここだから

次の授業でその部分を分かるようにしよう。

 

こんな準備があれば、

授業にもより集中して取り組めるし、

分からないときには質問もできますよね。

 

つまり、

分からないことをそのままにして帰らない。

 

これもよい習慣の一つです。

 

何事も準備8割。

いい準備によって良い結果は導き出されるのです。

生活経験によるもの

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最後に、

生活経験という言葉について説明します。

 

簡単に言うと

それまでにどんなことを体験したり

考えたりしてきたか。

ということです。

 

子どもが小さい内に

是非自然体験をさせて

動植物とふれあわせたり、

料理を一緒にしたり、

いろいろなことをさせて興味を高めておきましょう。

 

子どもは親と意思疎通を取りたいものです。

 

言葉を覚えれば説明ができる。

親が喜んでくれる。

 

字が読めると

いろいろなことが分かる。

親が喜んでくれる。

 

字が書けると

メモしておくことができる。

親が喜んでくれる。

 

数字が分かると

得をする。

親が喜んでくれる。

 

いろいろなものがあると

種類分け(分類)したくなる。

親が喜んでくれる。

 

こんな経験が多いほど

好奇心も積極性も育ちますし、

何かを説明されるとき、

自分の経験という引き出しから理解したり、

たとえ話にピンとくる子どもになったりするのです。

 

いろいろな事柄や

字に触れる意味でも

寝る前の読み聞かせはよいですね。

 

幼稚園や学校であったことを

聞いてみるのもいいでしょう。

説明する力が育ちます。

 

聞いたことは話半分。

自分に都合の悪いことはいいませんからね。

 

そして、

聞いたことですぐに怒ったりしない。

次、話したくなくなりますからね。

 

子どもの様子を見ながらチャンスをうかがって

伝えたいことは伝えると良いでしょう。

 

最後に

子どもの習慣は

それまでの生活で作られてきますので

改めるなら早いほうが良いです。

 

そのためには

まず、子どもの考えていることや

子どもの様子についてよく知ることは大切です。

 

小さい内は

子どものほとんどを把握できますが、

幼稚園、小学校となるにつれて見えないことが増えてきます。

 

中学校ともなれば

全然親と話さない子も出てきますし、

親を利用する子も出てきます。

 

話さない子は多くの場合

何か言ったら怒られるから。

 

話をする子は多くの場合

何でも子どものいうことを信用するから。

です。

 

子どもをよく育てたい気持ちは

誰しも親なら持っていると思いますが、

実は親の接し方で

子どもが育っていくことも忘れてはならないですね。

 

子どもを変えるためには

親がやり方を変えなくてはならない場面も多くあります。

 

  • うまくいっているならそのまま続けなさい。
  • うまくいっていないならやり方を変えなさい。

これ、

本で読んだ言葉の受け売りですが、

取っても大切なことだと肝に銘じている言葉です。

 

「子育ては自分育て」とはよく言ったものですね。

 

育てたい方向に

子どもを仕向けて

子どもが自分でそれを選んで

頑張っている。

 

そんな風に子育てができると

いいですよね。

 

言うほど簡単ではありませんが・・・。

 

ではでは。

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