つれづれ日記

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将来就きたい仕事ランキング上位のYouTuber!その現実は?

将来就きたい仕事 小学生 男子 YouTuber

博多華丸大吉さんが

「YouTuberになりたい」

というネタを披露して数年が経ちます。

 

 

この数年間、

将来の夢が回答できる小学生を対象とした

ランキングでYouTuberは常に上位にランクインしており、

2019年3月に行った調査では

小学4年生から6年生の男子の希望では、

20%以上を占め1位だったとのこと。

 

まぁ

  • 楽しそう
  • 簡単そう
  • 楽そう

に見えるんでしょうね。

 

そういえば

有吉さんの番組で

はなわさんの長男の柔道を企画にしていたとき、

弟くんも将来の夢はYouTuberって言ってましたね。

 

今回はYouTuberのお仕事を

調査してみましょう。

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YouTuberのお仕事は?

YouTuber 仕事

YouTuberのお仕事は簡単に説明すると

たくさんの人に興味を持ってもらえそうな動画を

YouTubeにアップして

動画内に入れた広告を見てもらうことで

収入を得る。

というものです。

 

アップされた動画を見ると、

「意外と自分でもできそう」

と思ったりすることもありますが、

その動画を作るイデアが要です。

 

こんな動画を作ったら

興味を持ってくれる人が多いだろう。

という嗅覚や企画力が

ものをいうお仕事ですね。

 

1回動画を見てもらうことで

およそ0.1円の収益が発生する

と言われています。

 

作った動画がずっと誰かに見られるのなら

1回の手間で少額でもお金を生み続けてくれる

ということになるわけですが、

「ずっと誰かに見てもらえる」というのが

難しいわけですよね。

 

1回0.1円ということは

  • 10回で1円
  • 100回で10円
  • 1000回で100円

 

10万円稼ごうと思ったら

100万回再生ということですよね。

 

それでも

月10万円じゃ生活も苦しい・・・。

 

まぁ

子どもの憧れって

一部の成功者をみて

自分を重ねることが多いですから、

そこまで考えてはいないでしょうけどね。

 

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私が子どもの頃も

プロ野球の選手になりたい、

サッカー選手になりたい

(まだプロはなかった時代)

 

って言っている友達もたくさんいましたが、

プロ野球選手の方が年俸が良い」

なんて言う子は少なかったし、

言ってた子も大人(親)の入れ知恵があってのことでしょうからね。

 

子どもは収入をそんなに考えて

将来就きたい仕事を挙げているわけではないって事です。

 

我々世代の女の子の夢として多かった

花屋さん、ケーキ屋さん

花が好き、ケーキを食べるのが好き

というだけで月いくら稼げるかなんて

考えてなかったですもんね。

 

大人からすると、

参入する条件が厳しくなっている。

YouTube側のさじ加減で

アカウントが削除されたり

そもそも広告を載せられなくなったら

成立しない。

 

など

現実的なリスクが見えてくるので

なかなか賛成はしがたいのでしょうが・・・。

 

でも、

子どもが夢を持つのは

良いことですよね。

 

頭ごなしに否定するより

疑似体験をさせてみるのも一つの手です。

(作った動画をアップさせるかは親の判断で)

 

  • 企画
  • 演出
  • 撮影
  • 編集

人が楽しんでくれるだろうという

自分なりに満足できる動画を作る手間が分かるでしょう。

 

そして、

どんな仕事にも見えない苦労があるんだよ。

ということを教える機会にもできるかもしれません。

 

苦労することを受け入れた子は

いろいろなことに頑張れる子に育ちますからね。

 

YouTuberになるのは簡単?

YouTuber なる 簡単

YouTuberの定義をどうするかによって

回答は変わってきますが、

YouTubeに動画をアップする人」

と定義するなら

誰にでも簡単にスマホ一つあればなれてしまいます。

 

ですから

顔が映らないように撮影してアップする

くらいのことなら簡単です。

 

現在収入のあるすべてのYouTuberも

動画をアップするところから始めていますからね。

 

YouTuberを

YouTubeを通して収入を得ている人。」

と捉えるのであれば

 

今からではなるのだけでも

ちょっとハードルが高いです。

 

それは、2018年2月以前にはなかった

ルールが加わったからです。

 

2019年5月現在、

YouTubeの収益化条件は

  • チャンネル登録者数1000人以上
  • 公開動画の総再生時間が過去12カ月で4000時間以上

となっています。

 

ですから、

その条件を達するまでは

ただ動画をアップする人であって、

YouTuberではないことになってしまいますからね。

 

最後に

中学生を相手にしていると、

なかなか夢を語る子が少なくなっています。

 

将来の夢は?

に対して多いのは

「公務員」

賢い子で

「医者」

 

どちらも

  • 安定した給料
  • 高収入

など、

収入から選んでいるところが見えます。

 

まぁ、

家庭でそう言われているのでしょうけどね。

 

つまり、本人が本当にその仕事をしたいわけではない。

 

知っている仕事も少ない年齢ですし、

仕方のない部分もありますが、

子どもがいろいろな仕事を知って

興味を持てるような情報、テレビ番組などが

増えると良いなと思います。

 

  • 自分の「できる」

  • 相手の「してほしい」

がマッチすれば仕事は成立します。

 

どれくらいの価値であるかは

相手の需要とそのサービスを供給する人の数で

相場が決まってくるでしょう。

 

ネットでマッチングすれば

仕事は作れます。

 

高校の普通科を廃止する流れも出てきていますが、

「仕事」についてもっと考える機会は

子どもにとって必要ですね。

 

親世代も

勉強をさせることだけが子どもの幸せではないかも。

と、疑ってかかる目を持つことも必要な時代です。

 

ではでは。

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