つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

親が子どもにつかせたい職業の上位は公務員!そりゃやっぱり・・・

子どもにつかせたい職業 親

親が子どもについてほしい職業ランキングで

公務員は必ず上位に位置しています。

 

やはり、

安定した収入

というのが理由です。

 

 

生活の基盤を安定させてあげたい。

という親心でしょうが、

果たして公務員になると幸せなのか。

 

というと別の考え方も出てきますね。

 

学生時代に

  • スポーツができた
  • 勉強ができた
  • 有名高校に合格した
  • 有名大学に合格した

と、一喜一憂してしまいますが、

大学まで学生を続けても20才ちょっと。

 

人生を考えると

この先の方がずっと長いですよね。

 

子どもは学生でなくなると就職をします。

 

現行定年は60才で

40年近く働くことになります。

 

そして定年は延びる傾向にありますね。

 

つまり、40年以上も携わる仕事だということなんですよね。

(転職することもありますが、多くの場合最初から望んではいませんよね)

 

つまり、

仕事はとても大きな人生の選択なのです。

 

もちろん生活に不安があるのは嫌ですが、

やりたくないことをやり続けるのも

大変ですからね。

 

もちろん、

やりたいことばかりの仕事なんて

組織に属したらもちろん、

個人事業主になったとしても

そうそうないでしょうが・・・。

スポンサーリンク

   

 

公務員の良さは?



公務員の良さは、

たくさん仕事をしても誰の迷惑にもならない。

 

ということです。

 

一般の仕事の場合

営利目的だということがはっきりしていますから

すごく熱心に働く人がいると

同業の会社にとっては迷惑な場合がありますよね。

 

業績が上がる会社があれば

下がる会社も出てくる。

発展する会社もあれば

倒産してしまう会社も出てくる。

 

これは仕方のないことですが、

倒産していた会社で働いていた人や家族にとっては

死活問題です。

 

公務員の場合は

この「倒産しない」良さが

親に人気の理由ですが、

 

公務員の魅力は

  • 「どんなに働いても困る人がいない」
  • 「働けば働くほど周りの人が喜ぶ」

ということなのです。

 

これが全体の奉仕者(公務員)

として求められることなんですよね。

 

つまり、

楽をしたい人ばかりが公務員になってしまうと

全体は

  • 大変だ
  • 迷惑だ

ということです。

 

「誰も困らない」と言いましたが、

訂正します。

困る人はいました。

 

それは、何も仕事をしたくない人です。

 

バリバリ仕事をされると

比較されて迷惑って所ですかね。

 

正直、

バリバリ働く公務員を迷惑だと思う人は

公務員を辞めていただきたい・・・。

 

これが

一般の人から向けられる公務員に対する気持ちです。

 

と、なると

なかなか居心地は悪そうな気がしませんか?

 

  • そこそこ給料はもらっている。
  • 給料は税金から支給されている。
  • 安定をかさに仕事をしない。
  • サービスが悪い。
  • やって当たり前。

こんなイメージ、

実はあなたも持ってはいませんか?

 

子どもに公務員になってほしいと願う親は

子どもが張りバリ働く公務員になることを

想像しているのでしょうか?

 

カレンダー通りに休みもあるし、

そんなに大変じゃないというイメージを持っているのでしょうか?

 

どちらでしょう?

スポンサーリンク

   

 

人生の大きな2つの選択

人生の選択



人生の大きな選択は2つあります。

 

一つは就職。

もう一つは結婚です。

 

もちろんその時々に

大きな決断を迫られる場面はありますが、

多くの人に共通する選択としてこの2つが挙げられます。

 

結婚をしないという選択も

結婚した相手と暮らしていくという選択も

仕事を辞めてからも続きますからね。

 

毎日行って働く場所。

毎日かえって顔を合わせる人。

 

この2つはたった20年そこらの

学生生活と比べてずっと長く、

そして、大切な選択なのです。

 

大切なことを

どのように選択するよう教育するか。

 

じつは、

誰もまじめに考えていません。

 

そのうち勝手に身につくだろうといった感じです。

 

就職については

ニートの問題から学校でも

少しずつ学生に考えさせる機会を持たせるように

なってきていますが、

 

離婚率が高かろうが、

今のところ子どもに結婚観を教えるのは

親だけです。

 

でも、

なかなか親も子どもにうまく伝えることは難しいですよね。

 

選ぶのは子どもですから。

そして、子どもと親であっても

違う考えを持った違う人間ですからね。

 

でも、

  • どこの高校に行くか。
  • どこの大学に行くか。

なんてことよりも

実はとっても大切な問題じゃないかって

私は思うのです。

 

どう思いますか?

 

避けて通らず

子どもと向き合って話していこうと思っています。

最後に

相田みつをさんの本の中に

就職の口利きを頼みに来る母親の話があります。

 

記憶をたどってざっと紹介すると

 

うちの子は苦労知らずで過ごしてきましたので、

厳しい職には耐えられません。

しかし、お金で苦労させるのも不憫なので

相応の給料を受け取れる仕事を紹介してほしいのです。

 

たしかこんなお願いでした。

 

相田みつをさんは

自分の子には苦労をさせたくない。

でも、よその子ならいい

 

こんな身勝手な考え方が

世の母親達の一般的な本音なんだろう。

 

というようなことを書いていました。

なるほどそういう見方もあるし、

それまでの自分の考えも似たところがあったなと

思い知らされました。

 

苦労はするもの。

その苦労に立ち向かうだけの力をつけてやるのが

親元を離れるまでの親のつとめだと

今は考えたりしています。

 

厳しさも優しさですよね。

 

子どもが自分で選択できる力をつけてあげることで

自立した一人の大人として

自分の人生に責任をもって切り開いて行く人に

成長していくのでしょうね。

 

順番的に子どもの人生の終盤には

親はもういないのですから。

 

ではでは。

スポンサーリンク