つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

プラスチック製レジ袋を廃止!?紙袋や生分解性プラスチックに代替?

プラスチック製 レジ袋 廃止

セブンイレブンでは2030年に

プラスチック製レジ袋を全廃すると発表しましたね。

 

プラスチック製レジ袋の全廃に向けて

すでに2019年4月から

横浜のセブンイレブン

お客さんにプラのレジ袋と紙袋の選択をしてもらう実験

が始められています。

 

 

  • お客さんはどちらを選ぶのか。
  • その時のコストは?

 どのような結果が出るのでしょうね。

 

スーパーならばエコバッグを持っていくのですが、

コンビニでは大量に商品を買わないのでついつい忘れがち。

 

でも、多くの場合は

「袋は要りません」と私は断っています。

 

あのちっちゃな袋は

持って帰ってもゴミになるだけで

使い道が少ないですからね。

 

プラスチック製レジ袋の全廃なんて話が出るのには

相応の理由があるのです。 

 

レジ袋がどのように環境への影響を与えているのか

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ニュースなどで

ビニール袋が鳥などに絡まっている光景をたまに見かけます。

 

海に行くと

波打ち際に大量に打ち上げられている光景も

よく目にします。

 

地球環境問題の中でもレジ袋は

「プラスチックごみによる海洋汚染」

として問題視されているのです。

 

レジ袋の原料は石油で出来ています。

石油の使用量の削減の話としても

注目される話題ですが、

 

このレジ袋の問題は

プラスチックが土に返ることなく

そのまま残ってしまうので

生態系を壊しかねない

という意味での話題となることが多いです。

 

レジ袋を野生の動物や魚が飲み込んで

窒息し命を落とす。

 

たくさんのごみがたまってしまうため

海浜植物の光合成や生育が

阻害されている事もあります。

 

そしてレジ袋などが海底に沈めば、

有機物が分解されにくくなって

ヘドロ化していってしまうのです。

 

 

レジ袋を紙袋に変えるとコストはどうなる?

レジ袋 紙袋 コスト

環境によくない今のレジ袋ですが

エコバッグを忘れてしまった場合、

たすかる存在であるのも事実。

 

スーパーでは

ダンボールを自由に使っていいように

積んである所もありますが

紙袋に変えるという試みも考えられているわけです。

 

しかし、

紙となるとコストがかかるのではないか

と思っていろいろと調べてみました。

 

すると、

あるハンバーガーやで紙袋に変えたところ

ビニール袋の約10倍のコストがかかったという

話にたどり着きました。

 

環境問題に備えるためには良い試みですが、

そのコストが消費者に上乗せされる可能性があるとなると

正直微妙です。

 

紙袋がメインになって

たくさん使われるようになれば

少しは違うかもしれませんが、

コストが消費者のほうに跳ね返ることのないよう

 

紙袋を作る側、流通させる側の

企業側の努力をお願いしたいところです。

 

消費者としては

やっぱりエコバッグの持参によって

袋の使用を押さえコストの削減に協力したいところですよね。

 

生分解性プラスチックのレジ袋、問題点はある?

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生分解性プラスチックで袋を作る取り組みも

考えられています。

 

生分解性プラスチックとは、

自然界にある微生物の働きにより

最終的に水と二酸化炭素に分解される

環境循環型のプラスチックのことです。

(通常プラスチックは微生物によって分解されたりしません)

 

しかし問題点はやはりいくつか挙げられています。

  •  既存のプラスチックより製造コストが高い
  • 今までのプラスチックより耐久性、機能性が劣る
  • 微生物により分解はされるがどのくらいの時間がかかるかわからない
  • リサイクルルートが確保されていない
  • 生分解性プラスチックの表示制度が有効なのか

 などです。

 

コストが高いい上に

どのくらいの時間で自然に返るのかがはっきりしない。

 

例えば数年間そのままの形であるのならば

数年間は状況は変わらない。

 

その上、「環境に悪い」

というたががはずれて使用量が増えるのであれば

余計に環境が悪化する恐れもあるのです。

 

現状は、

生分解性プラスチック

地球に優しい

と言う謳い文句に期待しすぎると

まずいことになる気もします。

 

研究がもっと進んで

効果が期待しやすい

製品ができると良いのですが・・・

 

まとめ

レジ袋が紙に変わる時代が来るのでしょうか?

 

しかし紙袋にも実は問題点があって、

ビニール袋より環境に悪影響があるという説もあります。

 

たとえば、

製造工程でプラスチックを製造するよりも

多くのエネルギーが必要だ。

とか、

 

リサイクルをするためには

プラスチックよりエネルギーが必要だ。

とか。

 

こうして考えると

やはり、消費者の一人一人が

マイバッグを持っていくことが大切だ

という事になりますね。

レジ袋 断る マイバッグ

昔、母は買い物かごを持っていっていましたが

レジ袋が普及して、

環境問題として話題になっていることを知るまでは

スーパーでもらえるからいいや

という気持が当たり前になっていました。

 

便利は確かにありがたいことですが、

いろいろな視点で考えると

便利よりその代償が大きいこともあります。

 

私自身、

  • 持続可能な社会
  • 循環型社会

について、

もっと勉強しなくっちゃと考えました。

 

ではでは。

kondoux.hatenablog.com

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