つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

認知症の介護にかかる費用は?介護の不安はこれで解決!

認知症 介護 費用

今回は「認知症の介護」というテーマについてお話していきます。

 

認知症の介護期間は、

だいたい5年から10年といわれています。

 

そして、介護の方法は大きく分けて

在宅介護

施設を利用する場合の2つです。

 

それでは、この2つの介護の方法にかかる費用

についてご紹介します。

 

 

在宅介護の場合

在宅介護での1年間にかかる費用は、

平均で60万円といわれています。

 

認知症の介護は亡くなるまで続きますが、

平均的に5~10年続くといわれています。

 

ですから、

少なくても300万円多くて600万円ほど

かかってくる計算となります。

 

これはあくまで平均で、

それ以上続くこともありますので、

あくまで目安として考えてください。

 

施設を利用する場合

介護施設を利用する場合、施設の種類には、

などがあります。

 

この中で一番費用がかからないのが

特別養護老人ホームです。

 

この施設で年間平均120万円ほどかかります。

 

また、

グループホームの場合は、

年間の平均は200万円ほど。

 

有料老人ホームの場合は、

最低でも年間250万円ほどかかってきます。

 

さらに、

グループホームや有料老人ホームの場合、

別に入居一時金が必要な場合もあります。

 

また、

この入居一時金はほとんどの場合

100万円単位の金額になります。

 

そして、

これらの介護には、

介護保険を利用することの

できるサービスもあります。

 

この介護保険は基本的に1割負担です。

ただし、

例外として所得に応じて

2割か3割の自己負担になる場合もあります。

 

在宅介護の場合に介護保険が利用できるサービスは

などがあります。

 

訪問介護は食事や入浴、トイレなどの

身の回りのことから

掃除や洗濯、買い物などの援助も行ってくれます。

 

施設で利用できるものは、

デイサービスやデイケア

ショートステイなどがあります。

 

これらのサービスは

食事や入浴の介護を受けることができたり

さまざまなレクリエーションを楽しむこともできます。

 

使える施設や認知症にかかる費用がわかったところで

次に、認知症による介護認定の基準について

ご紹介していきます。

スポンサーリンク

   

 

認知症の介護認定の基準とは?

認知症 介護認定 基準

介護認定は、

市町村の認定調査員が

  • 身体能力
  • 生活機能
  • 認知機能
  • 精神や行動の障害
  • 日常生活の自立度合い

などを調査して判定します。

 

この調査よって認知症の症状が出ていても

日常生活に大きな支障がない

と判断された場合は

要支援1、または2の認定になります。

 

要介護1

入浴やトイレなどが部分的に介護を必要とする状態、

認知症の影響で物忘れや感情などの症状で適切な理解が難しい場合

などです。

 

要介護2は、

歩行やトイレ、入浴などの介護が必要な状態です。

 

また、認知症の症状は何をしていたのかわからなくなる

など日常生活に支障をきたすような状態です。

 

要介護3は、

トイレや入浴などに全面的な介護が必要な状態。

自分の名前などがわからなくなってしまう状態です。

 

要介護4も、

日常生活に全面的な介護が必要で意思の疎通がとれない、

日常生活に支障をきたす行動が頻繁に起こる状態です。

 

要介護5は、

寝たきりの状態で認知症の症状もかなり

進行して理解力が全体的に低下している状態です。

 

最初にあげた調査項目からこれらの状態に

照らし合わせて介護認定がおこなわれます。

 

認知症の診断が下りても

本人が介護を拒否してしまう

ケースもあります。

 

そんなときはどうすればよいのでしょうか。

スポンサーリンク

   

 

認知症による介護拒否の対処法

認知症 介護 拒否

認知症によって本人が介護を拒否してしまうケースがあります。

 

介護を拒否してしまう原因様々ですが、 

  • 認知機能が低下していることを恥ずかしいと感じている場合
  • 自立心が強く他人に失敗を見られたくない場合
  • 他人の世話になりたくない

などが原因として多く挙げられています。

 

これらの介護拒否の対処法は

  • なぜ嫌なのかを聞く
  • 納得できる説明をする
  • わかりやすい表現をする

上記3つです。では、詳しくみていきましょう。

 

なぜ嫌なのかを聞く

拒否しているところを無理に何かさせようとするのは

逆効果です。

 

なぜ嫌なのかを本人に聞いて原因をつきとめることで

介護拒否をしなくなってくれることがあります。

 

納得できる説明をする

なにか不安に思っていることがあり、介護拒否をしている場合には、

本人が安心して介護を受けられるように納得してもらう必要があります。

 

施設などを利用する場合は事前に本人が安心できるように

見学などをおこなって納得してもらうのがおすすめです。

 

わかりやすい表現をする

認知症の症状によって何のために介護をするのか理解できない

場合や判断力も落ちてきている場合があります。

そういった場合はわかりやすい表現や言葉で説明することで、

理解でき納得して介護をうけられるようになります。

 

まとめ

認知症の介護は費用もかなりかかることがわかりました。

 

また、介護拒否をしてしまうことも本人は何か不安や

納得できない部分が必ずあるので、根気強く接していくことが

大切ですね。

 

介護をする側も大変なことが多いのでデイサービスなどを

上手く利用して本人にも介護者にも負担の少ない介護の

方法を見つけてみてください。

 

ではでは。

スポンサーリンク