つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

高齢者免許更新のテストで不合格になったらもう自動車は運転できないの?

高齢者 車 運転

 

高齢者の方で車を運転する方は、

高齢者免許更新

不安を感じていらっしゃる方も

多いのではないでしょうか。

 

高齢者更新が、もし不合格だったどうなるか、

また、

いくつになったら免許更新の際に高齢者に該当するのか

気になりますよね。

 

 

まず、高齢者の免許の更新では、

高齢者講習などの講習を受ける必要があります。

 

高齢者講習の内容は、

  • 車を実際に運転する実技試験
  • 適性診断
  • 視力検査

など合わせて2時間ほどの講習を受けます。

 

また、

運転や身体能力に自信のある方におすすめなのは、

チャレンジ講習です。

 

この講習で身体能力の低下がないと確認されると

高齢者講習が免除されて

簡易講習を受けることになるので、

高齢者講習を受けなくてもよくなります。

 

高齢者更新で不合格だった場合、

免許を返さないといけないと思っている

方も多いようですが、

 

実際には、

運転指導

という講習をうけることで

免許の更新はできます。

 

他には、

認知機能検査が必要な方には、

通知がくるので

認知機能検査の通知が自宅に届いた方は、

別途簡単な検査が必要になります。

 

認知機能検査の内容は、

  • 検査時の日付を答える問題
  • いくつかの絵を記憶して答える検査
  • 時計の問題などの検査

があります。

 

この検査で問題がないと判断された場合、

2時間の高齢者講習を受けることになります。

 

また、少し記憶力などの低下があると判断された場合は

3時間の高齢者講習を、

 

記憶力の低下があると判断された場合には、

医師の診断が必要になります。

 

この認知機能検査は、

予約がなかなかとることができないので、

自宅に通知が届いた場合は、

早めに予約をしておいた方がいいですね。

 

では、次に

「高齢者の免許更新は何年ごとなのか」

「いくつから高齢者講習に該当するのか」

について紹介していきます。

 

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高齢者免許更新は何年ごと?いくつから?

高齢者免許更新

免許の更新で高齢者講習に該当する年齢は、70歳からです。

 

前回の更新からの期限が過ぎる

70歳から74歳の年齢で免許の更新するときから、

高齢者講習などの講習を受講しなくてはいけなくなります。

 

また、

75歳以上になると手続き前に認知機能検査が必要になります。

 

この認知機能検査に合格してから

高齢者講習などの講習を受けることになります。

 

また、免許更新で高齢者に該当した場合でも年齢によって

更新の年数がかわってきます。

 

免許の更新が何年ごとになるのかは、

75歳からは優良ドライバーであっても

3年で免許更新をする。

 

という決まりに則って、

71歳の方は、4年後の更新になり、

72歳以上の方は3年後の更新となります。

 

いわゆる一般的な免許更新で、

「ゴールド免許」であれば更新期間が5年となりますが、

高齢者の方の免許更新の場合は、

「ゴールド免許」の条件にあてはまっていても

更新期間は変わらず3年となる

ということです。

 

しかし、免許の更新で高齢者に該当しても元気な方は多いですよね。

では、なぜ70歳になると免許の更新期間が短くなるのでしょう?

 

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高齢者の免許更新期間を短くする根拠は?

免許更新 教本



一番の理由は、

  • 高齢になると身体能力が低下してくること
  • 認知症になる可能性が高くなること

です。

 

また、視力は車を安全に運転するためには欠かせません。

 

普段問題なく生活することができていても、

車の速さは高速になるので

信号の色や視野、

視力が落ちてしまうと

事故の危険がでてきてしまいます。

実際に、よくニュースで流れている

高速道路での逆走なども

高齢者の方によるものが多く、

これらの違反をしてしまう方の中で

1割の方が認知症の疑いがあり、

7割の方が65歳以上の方なのです。

 

まだまだ身体能力にも自信があり、

検査などに合格した場合は基本的に問題はありませんが、

高齢者の方はご自身の身体能力の低下に

自覚がない場合も多いのです。

 

重大な事故などを起こしてしまうことがないように、

現在の身体能力や記憶力などを

ご自身で再確認してもらうためにも

期間の短縮が必要になってくるということです。

まとめ

高齢者の方の大きな事故が

なかなかなくなっていないのも事実です。

 

高齢者講習では、

ゴールド免許であっても

更新の期間が3年と、

一般的なゴールド免許の更新よりも

短く、煩わしさを感じてしまうかもしれません。

 

しかし、

仮に不合格であっても

指導などを受けることで

更新することができますし、

 

更新時の

ご自身の身体能力や記憶力などを

再確認するためにも、

きちんとした講習が必要だということですね。

 

高齢者講習で問題がなければ、

「まだまだ元気だ」という証明にもなりますもんね。

 

事故は自分や家族、

その相手やその家族の一生を変えてしまいます。

 

気をつけて運転されてください。

 

ではでは。

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