つれづれ日記

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老後資金2000万って本当?!実際はいくら必要なの?

老後 2000万 実際

 

老後に2000万円必要という話が、たびたび話題になっています。

 

しかし、

漠然と老後資金が2000万円必要だと言われても、

実際はどれくらい必要なのか実感がわかないですよね。

 

 

自分で用意しなければならない老後資金が、

増えている背景には、

医療の発達もあります。

 

医療が発達することによって、

平均寿命が延びてきているので、

最近は人生100年時代といわれていますからね。

 

また、

平均寿命が延びていますが、

健康なままの寿命(健康寿命

というわけではありません。

 

平均寿命までには、

医療費をはじめ

たくさんの老後資金が必要になります。

 

では、

実際に老後資金がいくらかかるのか

を見ていきましょう。

 

  • 夫婦2人暮らし
  • 夫はサラリーマン
  • 妻が専業主婦の場合
  • 60歳で定年退職する

と仮定して話を進めますね。

 

また、現在

男性の平均寿命は81歳

女性の平均寿命は87歳ですが、

平均寿命は年々増加傾向にあるので、

ここではわかりやすく

90歳までの老後資金について

考えていきます。

 

この場合、

60歳で定年退職してから90歳まで

30年間の老後資金を用意しなければならない

ということになります。

 

そして、

老後に平均的な生活をするために必要な資金は

毎月28万といわれています。

 

さらに、

ゆとりのある生活をするためには

毎月35万ほど必要ともいわれています。

 

このモデルケースで

60歳から90歳までの

30年間の老後資金を計算すると

 

28万×12ヶ月×30年=1億80万

というとんでもない金額になってしまいます。

 

しかし、

この金額には

国からの年金や退職金は

含まれていないので、

自分で準備する額はもっと少なく済むわけです。

 

65歳から始まる年金の月額平均額24万円

平均的な退職金約2500万を差し引くと

約2500万円が必要という計算になります。

 

また、60歳で定年した後に再雇用などで働くと

この負担額はさらに下がります。

 

例えば、定年後65歳までの5年働く場合には

再雇用の平均月額給料の25万の5年分で

1500万円の収入を得ることができます。

 

そうすると、

必要な貯蓄額は1000万円までさがります。

 

ただし、

あくまで平均的な生活での計算なので

各家庭によって退職金の金額や勤続年数、

雇用形態によって収支は変わってきます。

 

また、

家が持ち家なのか、

賃貸なのかでも

必要な老後資金は変わってきます。

 

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老後資金2000万は持ち家の場合はどうなる?

老後 2000万 持ち家

ここからは、

持ち家の場合の老後資金について

紹介していきます。

 

持ち家の場合は、

多くの方は定年をめどにローンを組んでいるかと思います。

 

ですから、

定年までにローンを完済してしまうことで

住宅費がかからなくなります。

 

ただし、

持ち家の場合は住宅費が一切かからないのか

というとそうではありません。

 

家の修理費用やリフォーム代などが必要となってくるので、

仮にリフォーム代が500万円かかるとして

老後30年の月割りで計算すると毎月14000円

かかる計算になります。

 

これは、

平均的な老後の生活資金に含まれている金額なので、

持ち家の人は先ほどのシュミレーションとさほど

老後資金の金額は変わりません。

 

反対に賃貸の場合は、

今と変わらずに住宅費がかかってくるので、

現在の家賃×30年分で計算しておかなければなりません。

 

かなり大きいですね。

 

では、

このように必要な老後資金は

どのように貯めればいいのでしょうか。

 

次に、老後資金の貯め方について紹介していきます。

 

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老後資金2000万の貯め方は?

老後 2000万 貯め方

ここからは、老後資金の貯め方について紹介していきます。

 

老後の資金を貯めるためには、

早く貯蓄を始めるに越したことはありません。

 

ですから、

今からでも実践できることは実践していきましょう。

 

まず、

老後資金を貯めるためには支出を減らし、

収入をあげる必要があります。

 

しかし、

収入に関しては今すぐ上げることは難しいです。

 

ですから、

支出を減らして

貯金することを意識しましょう。

 

また、

貯金の中でも長く運用するものや

使用用途が決まっているものなどで分けることで

老後資金の管理がしやすくなります。

 

そして、

老後資金の為の貯金をするのであれば、

投資で運用することがおすすめです。

 

現在の定期預金で運用をしようと思ってもなかなか

資金を増やすことができませんからね。

 

しかし、

投資であれば高い金利で運用することが可能です。

 

とは言っても

投資はギャンブル。

 

元金割れなんて事になったら

目も当てられません。

 

しっかりとした理論に基づいて

と思ったら勉強も必要ですよね。

 

そうなると、

大きな額ではないですが、

仕事をして収入を得るというのが

一般的な考え方でしょう。

 

妻が専業主婦の場合は働きにでることで

収入を増やすことができますからね。

 

しかし、

ここで注意したいのが、

妻が働きにでたときに家事などの負担が増えてしまうこと

です。

 

家事の負担が増えてしまい

結局外食などが増え、

お金を使ってしまったのでは

せっかく働いて得たお金を

貯蓄に回すことができませんから。

 

なので、

この場合は家族でしっかりと話し合いをしてから

決めるのが大切です。

 

まとめ

老後の資金2000万問題が出ていますが、

これは他人事ではなく自分の問題です。

 

老後必要なお金は

自分で用意しなければいけないわけですからね。

 

また、

雇用形態や家族構成などで

必要な老後資金が変わってくるので、

まずは家庭ごとの必要資金を把握しておくこと

が重要になります。

 

この機会に、

まずは一度老後の資金について考えてみましょう。

 

ではでは。

 

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