つれづれ日記

気になったことを詳しく調べて私見を交えわかりやすくお伝えします

夏の車内の温度対策は?こわい熱中症のリスク!

夏 車内 温度 対策

 真夏になってますます気温は上昇しています。

 

皆さん熱中症の恐ろしさを知っていますか?

ニュースなどでたびたび見かける熱中症ですが、

毎年のように車内での熱中症によって

子供が亡くなってしまうニュースが報じられています。

 

エアコンのかかっていない車内はどれだけ危険か

については、JAF日本自動車連盟が実験をしています。

 

 

夏の「炎天下での車内温度」の変化

の実験を行ったところ

  • 外気温 35℃
  • 車内温度25℃

で窓を閉め切ってエアコンを止めると

10分後には

車内温度は37.8℃にまで上昇しました。

 

更に、

ダッシュボードは55℃を越えていました。

 

自分で外に出ることができない乳幼児を

車に残す事がどれだけ危険な事なのか

実験により証明されているのです。

 

10分もたてば体温を超える車内温度になってしまいます。

 

だから、

たった15分でも

命の危険にさらされる

という事なのです。

 

スポンサーリンク

   
 

 

夏の車内の温度変化の推移はこんなにも凄い!

夏 車内 温度 変化

もう1例、

熱を最も吸収しやすいと言われる

黒色の自動車での実験結果を示します。

 

  • 8月末の実験
  • 気温35度晴れ
  • 12時実験開始
  • 車内温度は25℃スタート

30分後 ・・・ 車内温度 45℃

2時間後 ・・・ 車内温度 55℃

3時間後 ・・・ 車内温度 57℃を超える。

 

「57℃は意外に低い」と思っていませんか?

気温57℃というのは体感すると相当な暑さです。

 

アメリカで行われた100ドルチャレンジの動画を見れば

どんなに車内が暑いかが分かるでしょう。

 

 

エアコンもなく締め切った

無風の車内の中では大人でも5分といられません。

それほどの暑さなのです。

 

室内温度は40℃を超えると大人でも

20~30分が限界です。

 

水分を補給する事もできなければ

車内が55℃を超えている状態では

すぐに脱水症状を起こし

熱中症にならないわけがないのです。

 

車内はまさに灼熱地獄!!

よく眠っているからとかちょっとコンビニになど

ほんの少しでも子供を車内に置き去りに

絶対にしないようにしましょう。

 

スポンサーリンク

   
 

 

夏の車内温度は日陰でも危険!

ところでエンジンは止めたけど

日陰なら大丈夫だろうと思っている人はいませんか?

 

日向より確かに日が当たらない分

日陰の方が涼しい気がしますよね。

 

でも、同じ時間にほぼ同じ場所で

日向と日陰で60分車を放置した実験も行われています。

 

その結果車内温度は

陽向の方が7℃暑いという結果でした。

 

7℃しかかわらないということは、

日陰でも40℃を越えてしまうということですよね。

 

真夏の炎天下では

日陰は涼しいから大丈夫

という考えは通用しないのです。

 

日向でも日陰でも

エンジンを止めた閉め切った車内は

灼熱地獄になるのだと意識しましょう。

 

スポンサーリンク

   
 

 

夏の車内温度を下げる方法は?

夏 車内 温度 下げる 方法

暑くなった車内に乗り込む前に、

もし少しだけ時間があれば

1つだけ窓を開けて(例えば助手席の窓)

運転席のドアを数回開け閉めすると良いです。

 

涼しくはなりませんが

50℃にもなったの空気を

車外に追い出す効果が見込めます。

 

車自体が熱くなっているので

放っておけば空気はまた暑くなってはしまいますが、

車内の空気を入れ換えることで

冷房が効きやすくなりますからね。

 

それでもすぐにエアコンは効き始めません。

 

窓は全開の状態でエアコンを外気導入にして

走り出して車内の熱気を出しましょう。

 

 

熱気を追い出せたら窓を閉め、

内気循環にして冷やすという手順が

最も効率的にかつすばやく車内を冷やす方法です。

 

この方法でいち早く車内の温度を

下げましょう。

 

そしてもう一工夫。

降りるときに「少しだけ窓を開けておく」

というのも車内温度の上昇を抑えるためには

有効な方法ですね。

 

ところで、

夏の車内の暑さを少しでも

和らげる対策グッズにはどんなものがあるかも紹介しておきますね。

 

まず1番オーソドックスで一般的なのが

サンシェードをすること。

 

これはダッシュボードに取り付ける

日除け用カー用品。

これはダッシュボードへの直射日光を

遮る物で車内温度上昇を抑えることが出きる

もっともポピュラーなものです。

 

次に遮熱フィルムを貼ること。

窓ガラスに貼っておくと

赤外線や紫外線を遮ってくれるタイプのもの

を使うことにより窓ガラスからの

直射日光を抑えてくれるので

温度の上昇を和らげます。

 

ただし気をつけなければいけないのは

運転席・助手席・フロントガラスについては

色つきで透過率70%以下のフィルムを貼ると

道路交通法道路運送車両法に違反してしまうので、

間違わずに選びましょう。

 

窓用断熱スプレーというものもあります。

これは窓ガラスに吹き付けて使うものです。

フィルムとは違い紫外線を防ぐ効果はないのですが

手軽に使えます。

 

夏の車内温度対策のまとめ

熱中症は非常に恐ろしいのです。

 

実は私も熱中症にかかったことがあり

室内でしたが信じられないほどの汗が出て

体温が上昇するし、

意識は時折なくなりかるしと、

そのときは座っていることも

できないほどでした。

 

実はかなり重症だったのですが

熱中症を少し軽く見ていた私は

すぐに病院には行きませんでした。

 

しかし、 

意識がもうろうとして私を見て

娘が病院に連れて行ってくれました。

 

病院では、

「すぐに来ないとダメでしょう」

と怒られちゃいました。

 

本当に生き死にの問題だということです。

 

 

まだまだ暑い日が続きます。

室内でも車内でも熱中症に気をつけて

夏をやり過ごしましょう。

 

ではでは。

 

スポンサーリンク